Exhibition

中村哲也 “NEW・BALANCE
-希求する塊-”

2018年4月28日(土)– 5月27日(日)


12:00 - 19:00 (月-金曜休廊)
※土曜日、日曜日のみオープンとなります

球状のパーツを組み合わせたロボット型の彫刻「師範」を中心とした展覧会です。

2015年に東京都昭島市の旧日本軍航空施設跡地から3つの爆弾のような金属球が発見されて、大騒ぎになった事件から着想を得た作品です。
発見された場所が旧日本軍の立川陸軍航空工廠や米軍立川基地などの軍施設後だったために爆弾では?毒ガスでは?と様々な憶測を呼び、しばらくその物体の詳細がわからずに球体Xと名付けられました。
結局球体Xは航空機の夜間離着陸用誘導灯ということがわかりましたが、
この球体Xが展覧会をテーマを読み解く鍵として象徴的な存在になっています。

「師範」を構成する球体のパーツは爆弾のような形の得体のしれない球体Xをモチーフにしており、過去に作られた物が現代に与える影響を彫刻化したものです。今にも動き出しそうなロボットがファイティングポーズを取りながらじっと動かずに錆びていきます。
手を出せずに錆びていくのをじっと眺めることしかできない私達が作り上げた現代の姿です。